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PRODUCT 2015.05.1

Book Of The Month


『NOGUCHI BY BRUCE ALTSHULER』

本書は、彫刻家〈イサム・ノグチ〉の作品・思考にフォーカスした資料集です。
アーティスト本人が所蔵するあまり知られていない資料や写真、印象的なフルカラーイメージと共に、彼の多才なキャリアのあらゆる側面を、美しく書かれた文章にて知ることが出来ます。著者のブルース・アルトシュラーは、ニューヨーク ロングアイランドシティのイサム·ノグチ庭園美術館のディレクターでもあります。

『尽きることの無いエネルギーと発明の男、彫刻家〈イサム・ノグチ〉は留まることなく動き続けた。彼のキャリアは60年間広がり続け、その間常に彼は多様な努力で作品に向かいました。』

イサム・ノグチは詩人の父〈野口米次郎〉と作家で教師の母〈レオニー・ギルモア〉の間に生まれ、幼少期を日本、青年期を米国で過ごした。
彼のモダンアートへの概念はパリに留学中、アトリエで働いた彫刻家〈コンスタンティン・ブランクーシ〉と、〈バックミンスター·フラー〉の空想的な理想主義を通じて形成され、また伝統的な日本庭園と、〈マーサ·グラハム〉のアバンギャルドな舞台での経験が、ランドスケープなどの彫刻制作に向かって彼を導きました。これらの理想を追求するため、ノグチはアートとデザインの境界を無視し、広場や庭園、家具やインテリアなど分野に縛られることなく制作活動を行いました。

しかし、ノグチはその間も彼がかつて1940年代のニューヨークで最も関心を持った石と木の彫刻を続け、人生最後の数十年間に彼の四国のスタジオで制作された彫刻作品によって、彼はモダニズム彫刻の慣行と、彼の形而上学の懸念を統合することが出来ました。

『NOGUCHI BY BRUCE ALTSHULER』

Bruce Altshuler 著
Abbeville Press Publishers (1994)
税込3,618円

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