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HISTORY 2013.06.27

Herman Miller History


1955年
ハーマンミラーの歴史における極めて重要な瞬間である。イームズラウンジチェア&オットマンがNBCで紹介された。この椅子はハーマンミラーの品質と革新の可視化された象徴となった。

Eames Lounge Chair & Ottoman
『唯一無二のデザイン』
チャールズ&レイ・イームズは、遊び心のあるデザインと既成の枠組みにとらわれない発想で知られるデザイナーでした。その絶好の例がイームズラウンジチェア&オットマンです。実現までには苦労が伴いましたが、遂に発売された時にはこれまでに誰も見たことがないような唯一無二のデザインで、今に至るまで熱烈に支持される名作となっています。


『プライウッドとの戯れ』
すべては1940年代、イームズ夫妻がプライウッド(成形合板)という素材を試したところから始まりました。彼らは熱と圧力を加えてプライウッドを成型する新技法を発見し、アメリカ海軍の依頼で開発したプライウッドの添え木、グライダーシェルなどは第二次世界大戦で活用されました。

大戦が終結すると、イームズ夫妻は持ち前の想像力豊かな行動に出ました。海軍が使う添え木に用いたのと同じ方法で家具を作ることができると考えたのです。こうしてイームズプライウッドチェアを生み出すために開発された技法に見事な職人技が加わり、ラウンジチェア&オットマンが誕生しました。

『使い込まれた一塁手のミットのように』
チャールズはこのチェアの設計について「使い込まれた一塁手のミットのように、座る人を暖かく包み込むチェアを目指した」と語りました。“現代生活のストレスを忘れさせてくれる特別な空間”となるチェアを目指していたのです。その為、初めから快適性を重視した設計が行われました。現代生活は、この半世紀でよりストレスの多いものとなっています。
しかし、柔らかいミットに包まれてくつろぎたいという願いはいつの時代も変わることはありません。

『環境への配慮』
発売当初、イームズラウンジチェア&オットマンにはブラジリアンローズウッドの合板が使用されていました。しかしこの樹木は絶滅の危機に瀕していた為、伐採・使用を中止し、外観は似ていながら継続的成長可能な森林から作られたサントスパリサンダーに変更しました。現在、チェアとオットマンに使用されている4種類の合板の素材は、全て環境に配慮した管理が行われている森林から伐採したものです。

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