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EVENTS 2013.09.28

ハーマンミラーストアイベントのご案内


10月のイベント
『Design Camp 3』

デザインの本質を唱えた建築家、デザイナー、そしてライターのジョージ・ネルソン(1908-1986)は、イームズ夫妻やアレキサンダー・ジラードの才能を見出し、長年ハーマンミラーのデザインディレクターも務めました。そんなネルソンの著書『How to See』(1977年刊)は、人間が創り上げた世界の見方を指南する本として、知る人ぞ知る「ビジュアルコミュニケーション」の名著となっています。

今回のデザインキャンプでは、デザインジャーナリストの藤崎圭一郎さんと、現在活躍中のアートディレクターの色部義昭さんをお招きし、この『How to See』を参考にしたワークショップを開催致します。このワークショップでは、まず各自テーマを決めテーマに沿った様々なイメージを見つけます。その後イメージを編集し、共有できるビジュアルブックを制作します。

【デザインキャンプとは?】
デザインキャンプは、2012年夏にハーマンミラージャパン株式会社と目黒区美術館が共同で立ち上げたワークショップです。
『デザインとは問題を解決するためにある』という信念のもと、機能と美しさ、そしていつまでも変わらない高いデザインを作り続けているハーマンミラー。そして1987年に開館して以来、企画展のみならず、ワークショップ活動も精力的に行ない、美術館の可能性を広げてきた目黒区美術館。この二者が、デザインというものがいかに人間の生活を豊かにしてくれるかを、体験を通して共有でき、さらによりよい生活へつなげられるような活動を共にしたいと考え、その手段としてワークショップを選択しました。

【講座内容 (全2回)】
第1日目: ジョージ・ネルソン著『How to See』について
ジョージ・ネルソンのこと、「視ること」「集めること」「編集すること」について講師にお話頂き、ビジュアルブックの編集会議を行います。テーマを決めて次回までに各自のイメージを探し撮影します。

第2日目: 「ビジュアルブック」の編集と作成
テーマごとに持ち寄ったプリントアウトを使って編集作業を行い、グループごとに共有して完成させていきます。一人A3用紙二ツ折り16ページを予定しています。

【講師】
藤崎 圭一郎 (Keiichiro Fujisaki)
1963年生まれ。デザインジャーナリスト、エディター。1990から1992年まで『デザインの現場』編集長を務め、1993年より独立。現代のデザイン、建築、アートシーンにおいて、雑誌や新聞などさまざまなメディアに執筆し活躍中。現在、東京藝術大学美術学部デザイン科准教授。著書に広告デザイン会社「DRAFT」の活動をまとめた『デザインするな』(DNP アートコミュニケーションズ)、共著に『建築と植物』(INAX 出版)、『グラフィックデザイナーの仕事』(平凡社)など。

色部 義昭 (Yoshiaki Irobe)
1974年生まれ。グラフィックデザイナー、アートディレクター。2003年、東京藝術大学デザイン科修士課程修了後、日本デザインセンター入社。2011年より同社内に色部デザイン研究室を開設し活動中。主な仕事に「川村記念美術館」や「市原湖畔美術館」のVI計画とサイン計画、「6sense」や「リキテックス アートプライズ」のグラフィック、TAKEO PAPER SHOW 2011「本」のアートディレクションなどがある。JAGDA、ADC、D&AD、ONE SHOWなどで数々の賞を受賞。

【イベント詳細】
■ 日時
第1日目: 2013年10月13日(日) 13:00 – 17:00
第2日目: 2013年10月26日(土) 13:00 – 17:00
■ 場所
第1日目: ハーマンミラーストア (東京都千代田区丸の内2-1-1)
第2日目: 目黒区美術館 ワークショップ室 (東京都目黒区目黒2-4-36)
■ 対象: 高校生以上 (両日とも参加可能の方)
■ 定員: 20名 (募集制 / 応募者多数の場合は抽選)
■ 参加費: 4,000円 (材料費、保険料込み)
■ 申込締切: 9月30日(月)必着
■ 主催:
公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
ハーマンミラージャパン株式会社

【申込方法】
メール・FAX・往復はがきのいずれかの方法で、催事名、お名前(ふりがな)、年齢、ご住所、お電話番号(昼間に繋がる連絡先)、FAX番号、メールアドレスを明記の上、下記申込先までお申し込み下さい。
メールでお申し込みの場合は、送信時に件名欄へ「デザインキャンプ申込」とご記載下さい。
※ お一人様1応募でお願い致します。
※ 締切日必着となります。
※ 応募者多数の場合は、抽選となります。
※ 締切日終了後、応募者全員へ当選・当選外の旨、ご連絡致します。

【申込先】
目黒区美術館 「デザインキャンプ」係
〒153-0063
東京都目黒区目黒2-4-36
TEL: 03-3711-9558 (直通) / 03-3714-1201 (代表)
FAX: 03-3715-9328
Mail: mmatoffice@mmat.jp

HISTORY 2013.09.23

Herman Miller History


1970年
株式公開。株券のデザインはイームズオフィスが手掛ける。

1971年
1960年代にロバート・プロプストが考えた原案をもとに「コヒーレント・ストラクチャー・システム “(CO/Struc) System”」を導入する。この製品により、ハーマンミラーはヘルスケア市場へと参入する。

1974年
ドン・チャドウィックのデザインにより「モジューラー・シーティング」が発表される。また、業界初の即時配達プログラムにより各市場に専用の地域物流センターを設立し、より迅速な対応が可能となる。

1976年
ビル・スタンフが整形外科や血管系医学の専門家らとの研究を経てデザインした、世界で初めて人間工学的な観点から開発されたチェア「アーゴンチェア」が発売される。これによって人間工学は新時代を向える。

NEWS 2013.09.19

ハーマンミラーと環境 【- ゆりかごからゆりかごへ -】


「ゆりかごからゆりかごへ (Cradle to Cradle)」は建築家 ウィリアム・マクダナーと化学者 マイケル・ブラウンガート博士によって考案された設計科学「MBDC」に基づいた完全循環型の設計思想です。この設計思想では下記の3分野において新製品のデザインを徹底的に評価します。

1. 素材に特定の化学物質が含まれていないか。また利用出来る素材の中で最も安全なものであるか。
2. 製品が耐用年数を超え、その役割を終えた時、解体して素材をリサイクル出来るか。
3. 素材の構成要素の一部にリサイクル物質が使用されているか。さらに、製品が耐用年数を超えた時に素材を再利用することが可能か。

化学者マイケル・ブラウンガート博士と共に、完全循環型の設計思想「ゆりかごからゆりかごへ」を提唱する、建築家ウィリアム・マクダナーは次のとおり述べています。

『数十年も前から環境保全運動の先駆けとなってきたハーマンミラー社は、「ゆりかごからゆりかごへ」の設計プロトコルの採用により、自社の環境貢献のレベルをまったく新しい次元に高めました。それは単なる環境効率の問題を超えた、真の持続可能性にもつながる強力なものです。
「ゆりかごからゆりかごへ」には、「生物的循環」と「技術的循環」の2つの方法があります。生物的循環は、原料にある有害な物質を取り除いてデザインされた製品を、有機ゴミと同じように自然に戻せるようにすること。技術的循環は、有害な物質なしに製造出来ない製品が不要になったとき、メーカーが責任をもって回収し、各パーツを再利用することです。』

2003年に発表したハーマンミラーのミラチェアは、オフィス家具で初めて「ゆりかごからゆりかごへ」の設計プロトコルに基づいてデザインされた製品です。42%がリサイクル素材で作られ、素材の96%が再利用可能、解体にかかる時間は約15分と非常に短時間です。

現在では、アーロンチェア、セラチェア、エンボディチェア、セトゥチェア、セイルチェア等数多くのオフィス家具が、「ゆりかごからゆりかごへ」の設計プロトコルに基づいて製造されています。

PRODUCT 2013.09.16

Book Of The Month


『Alexander Girard Designs for Herman Miller』

1952年にジョージ・ネルソンとチャールズ・イームズは、アレキサンダー・ジラルドをハーマンミラーのデザインチームに引き入れました。ジラルドはその後、ハーマンミラーのファブリックデザインの責任者として、長きに亘りオリジナリティ溢れる色使いのファブリックを生み出し、テキスタイル業界に革命をもたらしました。

ジラルドはハーマンミラーのファブリックデザインの他に、建築家として住宅、店舗のインテリアデザインや展示デザイン、グラフィックデザインの分野でも活躍しています。1954年には、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の委託によりインドを旅行し、美術館の展示会用のテキスタイルと装飾絵画を収集しました。彼のデザインしたレストラン、店舗、ショールームインテリアは広く脚光を浴び、その業績は米国、バルセロナ、フローレンス、ロンドンに展示されています。
また彼は、鮮やかな色の機体と、エミリオ・プッチがデザインした可愛らしい服装のフライトアテンダントで有名な、Braniff 航空の総合的な新しい企業イメージをデザインして非常に好評を博しました。

本書は彼の400以上のテキスタイルや壁紙のデザイン、家具などの画像に加え、詳細なテキストをタイムラインに沿って掲載したジラルドのガイドブックです。

『Alexander Girard Designs for Herman Miller』

Lleslie Pina 著
Schiffer Publishing Ltd. (1998年)
税込7,266円 / ご購入

NEWS, PRODUCT 2013.09.12

Eames Molded Wood Chair 発売


ハーマンミラーストアでは9月14日(土)より『イームズウッドシェルチェア』を発売致します。
イームズウッドシェルチェアは、快適な座り心地と大量生産による“最高のデザインをより多くの人に届ける”ことを目標に掲げ、イームズ夫妻が探求したウッド素材の背座一体成型の椅子です。
しかし当時の技術では量産性や安全性など、納得出来るものの製造は難しく、長きに亘って製品化はされませんでした。

この度発売するイームズウッドシェルチェアは、イームズ夫妻が考えた製品への思いはそのままに、現代の3D成型技術によって快適な座り心地と量産性を兼ね備えたプロダクトとして完成しました。造形的な美しさに加え、木目の持つ自然の美しさも革新的な3D成型技術で実現しています。

Eames Molded Wood Chair
【ワイヤーベース】
DWSR.BK (ブラックベース)
・Walnut / 税込89,250円
・White Ash / 税込102,900円
・Santos Palisander / 税込123,900円
DWSR.47 (トリバレントクロームベース)
・Walnut / 税込91,350円
・White Ash / 税込105,000円
・Santos Palisander / 税込126,000円

【ダウェルベース】
DWSW.Z5 (メープル)
・Walnut / 税込102,900円
・White Ash / 税込116,550円
・Santos Palisander / 税込137,550円
DWSW.EN (エボニー)
・Walnut / 税込106,050円
・White Ash / 税込119,700円
・Santos Palisander / 税込140,700円
DWSW.OU (ウォールナット)
・Walnut / 税込106,050円
・White Ash / 税込119,700円
・Santos Palisander / 税込140,700円

【4レッグベース】
DWSX.BK (ブラックベース)
・Walnut / 税込86,100円
・White Ash / 税込99,750円
・Santos Palisander / 税込120,750円
DWSX.47 (トリバレントクロームベース)
・Walnut / 税込88,200円
・White Ash / 税込101,850円
・Santos Palisander / 税込122,850円

【オプション】
※フェルトグライズ(E9) +税込3,150円

NEWS 2013.09.10

ハーマンミラーと環境 【- 環境のためのデザイン -】


製造・開発技術の革新、そして製品の耐久性に対するこだわり。
これは、ハーマンミラーが数十年にわたり、環境に配慮したデザインを行ってきたことを証明するものです。日本オフィス家具協会では、回転椅子の標準使用期間を8年としていますが、ハーマンミラーの多くのオフィス家具は、12年間の保証が付されています。そして、実際にはそれより長期にわたる使用が可能です。1950年代に製造されたハーマンミラー製品の多くが今なお活躍していることからも、お分かり頂けるでしょう。

このように持続可能性の追求を続けるハーマンミラーにとって、環境保全に適合したデザインを行うことは、今も変わらぬ重要な経営指針となっています。
ハーマンミラーの環境適合設計(Design for the Environment)チームは、ハーマンミラーの製品デザインを環境へ十分に配慮されたものにするという責務を果たすため、適正な指針を求めて努力し続けてきました。環境適合設計チームが導入したのが、「ゆりかごからゆりかごへ (Cradle to Cradle)」設計プロトコルです。建築家 ウィリアム・マクダナーと化学者 マイケル・ブラウンガート博士が提唱する、完全循環型の設計思想です。

次回は、「ゆりかごからゆりかごへ (Cradle to Cradle)」について詳しくお伝えします。

EVENTS 2013.09.6

ハーマンミラーストアイベントのご案内


9月のイベント
『親子で理想の家具や家をつくろう! vol.3』

一昨年、昨年と開催し、多くの反響を頂いたハーマンミラー × マンモススクール ワークショップを今年も開催致します。今回も恒例の親子参加型のワークショップとなります。

ハーマンミラーとコラボレートし数々の名作家具をデザインしたチャールズ&レイ・イームズの「ハウス・オブ・カード」をモチーフにしたカードを使い、親子で理想の家具や家を制作するプログラムです。3回目となる今回のワークショップでは、パーツの他、輪ゴムも加わり、より自由に、よりしっかりとした作品を組み立てることが出来るようになりました。講師は前回、前々回に引き続き、建築家でデザイナーの加藤匡毅さん。デザインすることの楽しさ、作ることの面白さを子供たちに伝えるプログラムです。是非親子でご参加下さい。

昨年のワークショップの様子はこちらにてご覧頂けます。

加藤 匡毅 (かとう・まさき)
建築家、デザイナー。1973年生まれ。隈研吾建築都市設計事務所、IDEE、GEOGRAPHを経て、2012年より設計・デザイン事務所PUDDLEを設立。プロダクトから宇宙エレベーターまで規模や時間軸に関わらず、普遍性と遊び心を武器にデザインを行う。『宇宙エレベーターデザインコンペ』最優秀賞・特別賞、グッドデザイン賞受賞。
www.puddle.co.jp

マンモススクールとは?
未来をリードしていく子供たちの為にマンモスが提案するコンセプト。雑誌・WEB・イベントを連動させ、教育の新しいスタンダードを探る試みです。親と子供が共に学び合い、豊かな心を育むきっかけとなるようなアイデアを発信していきます。
www.mammothschool.com

【イベント詳細】
■ 日時: 2013年9月28日(土) 13:00 – 15:00 (受付12:50から)
■ 場所: ハーマンミラーストア
東京都千代田区丸の内2-1-1
TEL: 03-3201-1840
■ 対象: 小学1年生から小学6年生のお子様と保護者の方
■ 定員: 親子10組 合計20人 (要予約、必ず親子ペアでご参加下さい)
■ 参加費: 3,000円 (材料費込み、制作に使用したカードはお土産としてお持ち帰り頂けます)

【ご予約方法】
お子様と保護者の方のお名前、お子様の年齢、ご住所、当日の連絡先(携帯電話番号)を明記のうえ、題名を「ハーマンミラーワークショップ申し込み」として、contact@khmj.com までご連絡頂けますようお願い致します。応募者多数の場合は、抽選とさせて頂きます。

NEWS 2013.09.2

Liveable Office Award 2013 受賞企業発表


ハーマンミラー・アジアパシフィック主催、リバブルオフィスアワード2013 (募集期間:2013年6月10日から7月19日)には、アジアパシフィック各地域から100件を超えるプロジェクトのエントリーを頂きました。
この度ハーマンミラー・アジアパシフィックでは、ワークスペースのデザインがそこで働く人をどのように結びつけるか、オフィスの柔軟性や環境への責任をどのように体現しているか、ブランドの独自性をどう表現しているかという観点から審査を行い、コマーシャルビジネスカテゴリー部門とスモールビジネスカテゴリー部門の2部門でそれぞれ優勝・準優勝を選出致しました。

【コマーシャルビジネスカテゴリー部門 優勝】

受賞企業: The GPT Group
プロジェクト名: MLC Head Office New Work Environment (オーストラリア)
審査員の寸評:
「このプロジェクトでは、同社の仕事についてはっきり理解したことが、熟考され、コントロールされたインテリアに絶妙なニュアンスで表れています。あらゆるソリューションの芽を大事に育てることのできる、現代のオフィス、また未来のオフィスの最適なモデルとなっています。」 – ラジ・ナンダン氏 (Indesignグループ マネージングディレクター)

【スモールビジネスカテゴリー部門 優勝】

受賞企業: Geyer
プロジェクト名: Herald & Weekly Times (オーストラリア)
審査員の寸評:
「現代のワークプレイスは新しいメディアと生産性を上げる新たな手法に追いつく必要があることを明示することで、Geyer社は新聞社のオフィスはかくあるべきという既成概念に挑戦を突きつける新たなヴィジョンを作り上げました。今回のデザインは、オフィスデザインに対するまったく斬新な見方を提示しています。」 – ヒシャム・ユセッフ氏 (アメリカ建築家協会 上海ディレクター)

【コマーシャルビジネスカテゴリー部門 準優勝】
受賞企業: ERGON Energy Brisbane (ERGON Energy Brisbane)

【スモールビジネスカテゴリー部門 準優勝】
受賞企業: SIGNAL Inc. (株式会社ワンオブゼム)

審査員はアントニー・チャン氏(香港インテリアデザイン協会理事長)、喜多俊之氏(日本インテリアデザイナー協会理事長)、ペリー・ウン氏(インテリアデザインコンフェデレーション シンガポール理事長)、ラジ・ナンダン氏(Indesignグループ マネージングディレクター&パブリッシャー)、ヘマント・スッド氏(インドインテリアデザイナーインスティテュート次官)、ヒシャム・ユセッフ氏(アメリカ建築家協会 上海ディレクター)、ハーマンミラー社。

また、コマーシャルビジネスカテゴリー部門で優勝したThe GPT Group (オーストラリア)には現金5,000米ドルが、スモールビジネスカテゴリーで優勝したGeyer (オーストラリア)には5,000米ドル相当のハーマンミラー製品が贈られました。

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